一人の行動の効果と、正義という名の攻撃について

次回は症状がある場合のお話をする予定だったのですが、前回の記事に補足しておきたいことがあったので、一回別の話を挟みます。



前回(前回記事⇨)、行動が大事というお話の中で、


コロナウイルスへの接触を避けること

たとえ接触しても感染しない体力作り


について書きました。



自粛生活もだいぶ長くなって来て、

精神的にも肉体的にも疲れて来ている人が増えているなと感じています。



自分に出来る対策を一生懸命やっているけど、本当にこれで効果あるの?


こんなに自粛して頑張っているのに、報道では日々感染者数が過去最高を更新したって言ってるし、本当に大丈夫なの?


私がこんなに我慢しているのに、一部の人間が好き勝手な行動をしていて、憤りを隠せない!



そんな風に思っている人、いませんか?



今回は、その辺りについて、私の見解をお話ししたいと思います。




まず、

 一人の行動は、ちゃんと効果を示している


最初に、今回の新型コロナウイルス感染の日本での経過について簡単におさらいしておきます。


11−12月に中国で感染が始まった新型コロナウイルス。


12月には日本でも報道が始まり、

中国国内での感染拡大を受けて、

1月には日本でもいつ感染が始まってもおかしくないと緊張が高まっていきました。


1月中旬には日本で初の感染確認。

その後、武漢からのチャーター便帰国、クルーズ船の集団感染など、日本でも感染への対応が現実のものとなっていきました。

そして、マスク不足、消毒薬不足になるほど、その使用者が増えました。



で、本題なのですが、

みんながやっている感染対策で本当に効果が出ているのか。


これを証明してくれる分かりやすいデータがあります。

インフルエンザ感染のデータです。


過去9年分の感染者数のデータをグラフで示します。

赤い太線が今季(2019−2020)のデータです。

(感染者数は、厚労省が公表している定点観測データを用いています)






今季のインフルエンザは、まだ暑い8-9月頃から患者さんがいました。

ワクチンの接種が始まる前でしたから、今年は早いねって勤務先でも話題になっていました。


実際にデータを見てみると、9月の時点で例年の12倍程度の感染者数でした。

例年と比べるとちょっと異常な数です。

その後も12月くらいまでは、例年の8−5倍程度の感染者数で推移していました。


全体のグラフで見ると分かりづらいので、9−11月の前半と、12−3月の後半に分けてグラフにします。






9−11月は、例年に比べて飛び抜けて感染者が多いことが分かります。



そして例年、1月の初めは感染者数が減ります。

正月休みで、学校や会社などでの集団感染が起こりにくくなるためです。

そして、例年であれば1月中旬頃に感染のピークを迎えます。






中国で感染が確認され始めた12月以降のデータです。


12月はまだ例年の5−3倍程度と多いまま。

そして1月。

例年起こる1月中旬のピークが無いばかりか、日本で感染対策が始まった1月中旬から劇的に感染者数が減っています。

1月後半で例年の1/22月は1/33月には1/10まで激減しています。


ワクチン接種が始まった10月には、まだコロナ感染は始まっていないし、ワクチン接種は例年通りで変わりはありませんでしたので、ワクチンの影響ではないでしょう。



近年まれに見る多数の感染者で流行が始まったにも関わらず、1月中旬以降は劇的にその数が減っています。

コロナのための感染対策が、インフルエンザに対して功を奏した結果であると考えます。



もちろん、コロナウイルスと今季のインフルエンザでは感染力が違うでしょうから、一概に比較はできませんが、

接触感染・飛沫感染で感染するインフルエンザがここまで抑えられているのですから、

コロナウイルスに対してだって効果が出ている可能性は大いにあります。


今、私たちが取り組んでいる行動にはちゃんと意味がある!

私はそう思います。



そして、連日感染者が増えていることに関しては、報道にもあるように、外出自粛などによる効果は2週間から4週間程度遅れて出ます。


ウイルスの潜伏期間、感染後の対応にタイムラグがあるからです。


今の行動の効果は、早くて4月末にならないと分かりません。

だから、どうか連日の報道にガッカリしないで下さいね。




 意識を一つにするということの真意


前回、

「意識を一つにしてこの困難を乗り越えましょう!」

とお伝えしたのですが、自分で読み返していて、

これが少し誤解を生むような気がしたので、

補足しておきたいと思います。



私の真意は、


自分のことのように相手のことも思いやる意識

自分も相手も本来は一つ

みんなで一つの意識


ということです。



すべての人が同じ行動をしなければいけない、ということではありません。


物事の捉え方が似ている者同士は、したいと思う行動も似たような方向になっていくと思います。


感染対策に対しても、同調する部分が多いと思いますので、こんな行動がお勧めです、とお伝えしました。



ただし、全く違う捉え方をする人も当然いるだろうと思います。


どんな対策をしたって、罹る人は罹るし、罹らない人は罹らないから、何をしても一緒。

そんな風に思う人もいるでしょう。


私もある意味で、その通りだと思います。



先ほどのインフルエンザの感染者数に関しても、感染対策を全く意識しない行動をしていた人がいることを含めての結果です。



ですから、「こうしないとダメ!」ということではありませんので、誤解のないように。


私の個人的な一意見ですから、これが正解というわけではなく、そういう見方もあるのね、というスタンスで読んで頂けたら嬉しいです。


色々な意見がある中、

自分は何を選択して、

どんな行動に繋げるか。


一つの正解があるわけではなく、一人一人にとって選ぶ行動は違います。

自分以外の選択肢も認めて、その多様性を含めて、すべてが一つです。




そして、②とも関連することですが、

 「正義」はいつでも偏っている


今みたいな非常事態で、社会的な良識ある行動を求められる時って、それをしない人に対する批判や攻撃が出てきます。


自分はこんなに我慢しているのに許せない。

自分の利益ばかり追求するなんて信じられない。

〇〇が悪い!


そんな思いから、誰かや何かを批判したくなることがあるかもしれません。

そこまでいかなくても、そうした情報が目に入るたびにモヤモヤしてしまう。



大変な時はみんなで力を合わせて、頑張らなきゃいけない!

みんなが耐えているんだから、それに合わせるべき!


そういう、「正義感」みたいなものから始まっていると思います。


真面目で、優しくて、誰かのために自分を犠牲にしがちな人ほど、こういう思いが出てきてしまうかもしれません。



以前にも書いたように、コロナウイルスは人々に様々な気づきを与えるためにやってきました。


不安や恐怖を浮かび上がらせたように、自分の中にあった批判や思い込みなども次々と炙り出されているように感じます。


世の中は、自分の意識の写し鏡なので、

自分の目に入る情報、それによって自分の中に湧き上がってくる感情を見つめる。

そうすると、自分の中にある意識や思いに気付けます。



それを見ることで、

本当の自分が望んでいること

自分にとって心地よい行動が何なのか

が分かって来ます。



同じ状況でも、

 大変、辛い、苦しい、不安、恐怖、イライラ

に焦点を当て続けるのか、


今できることの中で、

 楽しいこと、嬉しいこと、感謝できること✨

を見つけるのか。


私は、みんなが自分の意識をほんの少し変えることで、状況は大きく変わっていくと信じています。



だから、自分と違う人を見てカリカリせずに、

そういう人もいるんだなとただ認め、

その上で、

自分はこうした方が気分がいいから、

自分はこうしよう!

って、自分の行動の方向性を決めるきっかけにして欲しい。



ぜひ、自分が心地いいなと思う行動を続けましょう。

周りにもシェアし合いましょう。

やってみて違うなと思ったら方向転換もしましょう。



私は、自分や周りの人を大事にする行動を選んでいきます✨😊💕



これからも、

 現実を冷静に受け止めつつも、

 不安や恐怖に押しつぶされず、

 安心して前に進んでいくために必要と感じるお話

を、私なりに発信していきたいと思います💖



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プロフィール

Mayumi

Author:Mayumi
『医療と見えない世界の融合』
現役の産婦人科医でエネルギーヒーラーのMayumiです。
本来の自分として生きるため、身体と心のバランスを整えるお手伝いをしています。
日常の中で感じること、私が観たい世界観について綴ります。

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